たくろう君は3日おきに受診、採血。
ナトリウム値は徐々に下がってきて170までになった!オムツが外れた。

獣医さんは「170なら脱水が少しひどい子でも見られる値です。皮下補液と経口水分でナトリウムが下がった子は見たことがない」と言われました。
痙攣も起こしてない。
体の小刻みな震えは止まった。
自分でご飯を食べられるまでに回復‼︎
最新のナトリウムの値は162‼︎
まだ高いけど、やっと夜安心して寝られる値になった。正常値の156まであと少し。
やっと悪夢から抜け出せた。
知られざる(?)猫ボラの日常
たくろう君は3日おきに受診、採血。
ナトリウム値は徐々に下がってきて170までになった!オムツが外れた。
獣医さんは「170なら脱水が少しひどい子でも見られる値です。皮下補液と経口水分でナトリウムが下がった子は見たことがない」と言われました。
痙攣も起こしてない。
体の小刻みな震えは止まった。
自分でご飯を食べられるまでに回復‼︎
最新のナトリウムの値は162‼︎
まだ高いけど、やっと夜安心して寝られる値になった。正常値の156まであと少し。
やっと悪夢から抜け出せた。
獣医さんに
「なんでこんななんですかね?看取りも続いてるし。私の管理が悪いんですかね?もうヤダ」と泣きながら弱音を吐いてしまった。
獣医さんは「元々すごい状態の悪い子をみてたし、、」と慰めてくれました。
今までないくらい心が折れました。
しかし他にも猫さんはいる。
ここで私が倒れるわけにはいかない。
気を取り直し、たくろう君に何かできることはないかと考える。
補液量をさらに増やして、口から50〜60mlの水をエサに混ぜてでも良いので飲ませる事に決めました。
スープ食にすると必ず下痢を起こすので、あらかじめ下痢止めを飲ませる。
それから毎日おシッコの量を測り、おシッコの量+50を補液量としました。
計算すると補液量は400mlになる。
1回量としては多いので、朝夕の2回に分けて200mlづつやりました。
やはり下痢を起こしましたが、下痢止めの薬のおかげでウンチは柔らかいくらいで治りました。
3日後の採血でナトリウムの値は207→197に下がった!
それでもまだ危険な値。
ナトリウム値は急に下げると脳浮腫を起こして、痙攣、呼吸停止してしまうのでゆっくり下げることが必要です。
1日4〜5くらいの下がりなので良いペースです!
やっと光が見えてきました。
セサミちゃんをみながら、たくろう君も看る。
たくろう君は体の小刻みの揺れがおさまらない。おシッコ、ウンチは色んな所でしてしまうのでオムツをしました。
夜は2、3時間おきに起きてみんなを見て、2匹のオムツ交換。
仕事のお昼休みに家に帰ってきてオムツ交換と状態確認。
そしてナデナデして急いで仕事に戻る。
合間に血液の電解質の論文を読む。
そんな生活を4日間。
パールちゃんが逝ってから4日後にセサミちゃんが逝ってしまいました。
セサミちゃんは最期まで自分でお水を飲み、低めのテーブルの上にジャンプをしてました。
そしてたくろう君のナトリウムの値はさらに上がって207。獣医さんからはこんな値見たことない、と言われました。
補液量を増やした。
強制給餌もしてる。
おシッコも出てる。
なんでナトリウム値が下がらない?
獣医さんも首をかしげる。腫瘍の可能性もあるかもしれないと。
猫の高ナトリウム血症は190以上だと死亡率は80%。200以上だと死亡率はさらに高くなる。
まさに悪夢を見ているようでした。