シニア猫さんには多い病気です。
今までお世話した猫さんに結構多かった〜。
食欲があって元気なのに痩せてくると
慢性腎不全、糖尿病、甲状腺機能亢進症のどれかかなぁ〜、と思いながら受診します🚑
↓慢性腎不全のおとちゃん
喉のところにある甲状腺からホルモンがたくさん出されすぎてしまう病気です。
休みなく24時間走っているようなものです。脈拍数は上がり、食べても食べても太らず、喉は渇き、当然疲れやすい、という、、。
脈拍数が多いから心臓が頑張って働きすぎて心不全は起こすし、肝臓まで悪くなる。
良いお薬があるから飲めば効く事が多い。この病気専用のキャットフードもあります。
薬は
治す薬
治らないけど症状や進行を抑えて生活の質を上げる薬
予防する薬
の3つだと思ってます。
甲状腺の薬は治すものではなく症状を抑えるもの。からだが楽になります。
飲めるなら飲んだ方が猫さんの体が楽になる。
↓17歳で糖尿病になりインスリンと血糖値を毎日測って最期の最後まで自分で歩いてたポン吉君
前にとある東京の団体の老猫さんを預かった時に、「これ甲状腺機能亢進症だよね」と思って受診した事があります。
団体の代表に報告してお薬飲ませた方が良いですと連絡したら、、、
「飲ませなくていいよ。だって老猫だし。治るわけではないから」と言われて驚きとガッカリした事があります。
この猫さんは薬は嫌がらず飲めそうなのに、、、
自分がずっと走ってる様な脈拍が早かったら辛いでしょう⁇
症状を抑えて猫さんを楽に過ごさせてあげたいんだよ、と思ったけど代表の言うことは覆らず
その猫さんは3ヶ月後に心不全と腎不全なくなりました。そりゃそうでしょうね。
16歳だけど、もう少し楽に穏やかに過ごせたはずなんだけど。もしかしてあと2、3年は生きられたかも知れない。
老猫だと薬を飲ませない理由も分からない
せっかく地域猫から保護されて家猫になったっていうのに、、
と悔しい思いしたことがあります。
私も無理やり薬を飲すのもどうかと考えて飲ませない事もあります。
薬を飲すべきか飲ませないべきか、その猫さんによって対応を変えてます
ボシュさんは知らないうちに薬を飲まされていまして、、、飲んでるのを知らないかも(・・;)
毎日穏やかに寝ています。体重も増えました〜😆
老猫だけど薬を飲んで◎のボシュさんです(^^)
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