64匹多頭崩壊レスキューのセサミちゃん。

実はセサミちゃんは我が家にくる予定ではありませんでした。
我が家は先陣をきって6匹引き受ける予定でした。
移動の当日にゴハンを食べなくなった猫さんがいると連絡がありました。聞けばまだ受け入れる先がないためしばらく多頭崩壊のお家にいるという、、、。
「一緒に連れてきてください」
思わずそう言っていました。
6匹が7匹に増えた。
我が家には一番状態が悪い猫さんたちがくる。1匹増えると負担はものすごく増える。
それでもセサミちゃんを放ってはおけなかった。
夜中に7匹到着。
一瞬で部屋がすごい臭いになる。
見ればみんな2、3歳なのに体重が3kgない。
セサミちゃんは見たことのないダルメシアン柄の三毛猫。
獣医さんも「こんな柄見たことない」と思わず言ったほど珍しいガラでした。
そしてみんなの状態を見て、野良猫をたくさん見てる獣医さんなのに「ひどい、、」と絶句する状態でした。
歯周病で歯は全部抜かないといけない状態。

背中の鮮やかな黄色はおシッコが染みついた色です。キレイして数ヶ月したらやっと消えました。
それだけ想像を絶する環境でした。
想像を絶する環境を作ったのは人間です。