かつて見たことのないゴミ屋敷からレスキューしたマロンおばあニャン。
何度も多頭崩壊崩壊に入っている方でも驚くほどのゴミ屋敷でした。
一番ひどいお部屋は写真を撮っても、とてもブログに載せられない。
それぐらい酷い現場でした。
マロンおばあニャンはそこで生まれて、一度も出る事なく14年間を過ごしました。
14歳でも子猫を産んでいました。それが猫にとってどんなに過酷な事なのか、、、。
レスキューしたときには歯はありませんでした。採血結果も肝臓や腎臓があまり良くなかったり、、、。
マロンおばあニャンの旅立ちの日が決まりました。
マロンおばあニャンが産んだ最後の娘達のマリーちゃんとココアちゃん。
いつもなら人の側に来ないのに、私がいてもマロンおばあニャンの周り来ました。
なかなか離れません。旅立つのが分かってるんだね。
今日はあいにくの曇り空。
大好きな猫じゃらしとたくさんのお花、最期まで食べていたオヤツカリカリを持って旅立ちです。
今回もお花のご支援をいただきましたM様に感謝いたします。
一緒にゴミ屋敷で耐えたブランおじいニャンが待ってるから寂しくないかな。
ここの現場はいろんな事情でレスキューする期間が1週間しかない。
それをすぎたらもう二度とレスキューできなくなる、という特殊でギリギリの現場でした。
我が家は3週間前にビビちゃん達の多頭崩壊を7匹受けたばかりで完全にキャパオーバー。
それでもやるしかない、と覚悟を決めて4匹全頭受け入れ、合計11匹の多頭崩壊猫さんのケアを一気にしました。
みんな状態が良くないし、正直めちゃくちゃキツかった。
それでも今はマロンおばあニャンに出会えて良かったと思ってます。
ウチに来てくれてありがとう。
マロンちゃん、また会おうね。